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入れ歯(義歯)の作成

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入れ歯の作成も調整も承ります

実は、訪問歯科で行う治療の8割が入れ歯に関することです。
入れ歯の作成はもとより、バネの微調整をはじめとした不具合の調整でも大丈夫です。

「入れ歯を入れるのはイヤだ」
「歯ぐき(歯の土手)で食べられているから、入れ歯は要らない」
でも、噛めないことで支障が出るのは食事だけではありません。
噛めていないということは、大きいまま食べ物が胃に入るので、胃に負担がかかるのです。

訪問歯科での入れ歯の治療に関して、こんなことがありました。

入れ歯を治して良くなった事例

1. 入れ歯が合わず、ずっと入れてなかった

→咀嚼筋(そしゃくきん:噛むための筋肉)が衰えて使えなかった
→口腔ケア/舌の運動/飲み込みのリハビリをした
→入れ歯を調整したその日から、リンゴの薄切りを食べられるようになった
→半年後、普通の食事を自分で食べられるようになり、周りの人との会話も増え元気になった

どうして変わったのでしょうか?
→噛むことで脳が刺激されて活性化する
→普通食は流動食に比べて栄養の吸収がよい

ご飯を美味しく食べられるという事は、何にも変えがたい喜びです。

2.入れ歯の金属の引っ掛かり(バネ)の部分が気にいらない

→すぐに入れ歯と分かる見た目がイヤで、外にあまりでなくなった
→引っ掛かりの部分を歯ぐきと同じ色に変え、歯の色も自然なものにした
→パッと見が入れ歯と分からなくなり、且つ、隙間に物が入りづらくなったので快適な入れ歯になった

入れ歯の作成7つの手順

簡単な型を採る

残っている歯の状態と歯肉の状態を診ます。
簡単な型を採って、患者さん専用のトレーを作成します。

精密な型を採る

次に、上と下とを分けて精密な型を採ります。

咬み合わせを採る

噛み合わせの位置や高さを決めて、しっかり噛むことのできる入れ歯を作ります。

試適(してき)

入れ歯にはいろいろなチェックポイントがあります。
歯のサイズや安定感、並び方も大事です。
発音に差しさわりがないか?痛いところはないか?など最終チェックをします。
洋裁だと仮縫いにあたります。

装着

入れ歯の完成です。
最初から合う場合もありますが、そうでないケースでは調整します。

調整

ここがとても重要です。
痛いところや、噛み合わせの調整いたします。
慣れるまで、平均で4~6回程度かかります。

定期的な調整

引っ掛け部分が金属だと、だんだんゆるくなってきます。
プラスチック製の入れ歯は、噛む力によって擦れたり噛みグセでどちらかだけが擦れてきます。
あごの骨がやせる(骨の吸収)など、入れ歯を入れた後もさまざまに状況が変化します。

ですので、定期的な調整が必要なのです。
他のお口の問題が起きた場合も、早いうちに見つかれば治療も簡単に済みます。
定期的なお手入れは、そのようなメリットもありますので、ぜひ訪問歯科を継続してご利用ください。

入れ歯の扱いのポイント8つ

  • 落とさない(破損の原因になります)
  • 曲げない
  • 削らない
  • 熱湯に入れない(変形の原因になります)
  • 乾燥させない(変形の原因になります)
  • 毎食後、入れ歯を外して掃除をする
  • 総入れ歯の場合、寝るときは入れ歯を外す(歯ぐきを休める/口内炎の予防)
  • 外した入れ歯は、水の中に入れて保管する

入れ歯(義歯)の種類

部分入れ歯(partial dentures)

部分入れ歯は、一部の歯を失った時に作ります。
土台の部分を床(しょう)といい、バネ(下記画像だと金具部分)で支えます。
失った歯の本数によって、タイプが変わってきます。
素材もいろいろなものがありますので、患者さまに合わせてご提案します。

総入れ歯(full dentures)

歯が全て無い場合、総入れ歯を使います。
床(しょう)の上に人工の歯を並べるので、調整に時間がかかります。